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甘夏について

甘夏は、「夏みかん」の枝変わりとして誕生しました。大分県の川野氏の農園で発見され、品種名は「川野夏橙」。
夏みかんに比べて少し小さくツヤがあり、控えめなすっぱさで食べやすいのが特徴。
香りが良くて独特の苦みがあり、さわやかな甘酸っぱさが初夏の果物として、根強い人気があります。
ビタミンC・クエン酸・ビタミンB1をたっぷり摂ることができ、黄色の果皮には発がん抑制作用物質であるオーラプテンも多く含まれます。
果皮が厚くて手では少しむきにくいので、ナイフなどカットすると良いです。
持った時の重みと果皮の張りがあり、ヘタが枯れていないのものが良いもの。
皮にシミや傷がついているものもありますが、味にはほとんど影響がありません。